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【MADONNA × REMIX】本気でオススメしたいマドンナのリミックスまとめ

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MADONNA × REMIX

はじめに

1982年のデビュー以降、数々のヒット曲をリリースしながら現在も第一線で活躍し続けるマドンナ。同時に数え切れないほどのリミックスもリリースされてきました。

 

最近では「Fanally Enough Love」でリミックス・ベストもリリースされましたが、このページでは、マドンナの膨大なリミックスの中から当ブログ:Doll House Music Blogが「本気でオススメしたい」リミックスを厳選してラインナップしています。その中には「Fanally Enough Love」に収録されていないリミックスも紹介しています。

 

サウンドの時代的側面もあるため、2000年以降のリミックスが主軸ではありますが、楽しんでいただけたらと思います。

 

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Ghosttown (Don Diablo Remix)


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2014年のアルバム「Rebel Heart」からシングルとしてリリースされた「Ghosttown」。ツアーでは基本のセットリスト入りはしなかったものの、何度か歌唱されたり、海外のテレビ番組でパフォーマンスされたり、iHeart Radio Awardsではテイラー・スウィフトともコラボしたりと、意外と露出の多かった一曲。このリミックスのうねるようなドロップは本当にカッコいい。

 

Remixer:Don Diablo
ドン・ディアブロはオランダのDJ、プロデューサー、ミュージシャンであり、ディープハウスやEDMを融合させたフューチャー・ハウスの先駆者の一人。「On My Mind」、「Cutting Shapes」など自身のヒット曲をリリースしながら、デュア・リパやエド・シーランなどのリミックスも手がけています。

 

Fever (Oscar G.'s Dope Dub)


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1992年のアルバム「Erotica」から翌年にプロモ・シングルとしてリリースされた「Fever」。原曲は1956年のリトル・ウィリー・ジョンの「Fever」であり、長年1958年のペギー・リーのジャズアレンジしたカバーが有名でした。マドンナはこの原曲にハウスを取り入れ大胆にカバー。モダンな雰囲気を残しつつダンストラックへと昇華させ、さらにそれをヒットさせてみせた意欲作。

 

Remixer:Oscar G.
Oscar Gはアメリカのマイアミを拠点とし活動するDJ。90年代初頭から現在に至るまで非常に息の長い活動を続けています。マドンナやシェールといったアーティストのリミックスを手掛けながら、2008年には自身の初のアルバム「Innov8」をリリース。主にハウスを基盤にしており、様々なジャンルを掛け合わせたビートは非常に人気があります。

 

 

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Celebration (Felguk Love Remix)


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「Celebration」のリミックスといえばThe MDNA TourやMVで使用された「Benny Benassi Remix」が有名ですが、こちらのリミックスもかなり強力。「Celebration」自体はマドンナの楽曲の中でも特に人気の一曲であり、直近のThe Celebration Tourでもタイトルや楽曲が使用されたりと、リリース以降頻繁にパフォーマンスされてきました。

 

Remixer:Felguk
Felgukはフェリペ・ロジンスキーグスタボ・ロゼンタールからなる、ブラジルのDJ兼プロデューサー。これまでにフロー・ライダーやデヴィット・ゲッタ、ブラック・アイド・ピーズのリミックスも手掛けており、2012年にはマドンナのThe MDNA Tourのオープニングアクトにも抜擢されました。

 

この曲の和訳はこちらから↓

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Miles Away (Aaron LaCrate & Samir B-more Gutter Remix)


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日本のドラマ主題歌としても使用された「Miles Away」はアルバム「Hard Candy」に収録されている美しいバラード曲です。シングルとしてリリースされた際には多くのリミックスが展開されましたが、その中でもプッシュしたいのがこちらのリミックス。本リミックスのタイトルにある”B-more Gutter”とは簡単にいうとボルチモア地域で発展したクラブミュージックのことであり、独特なリズムや強烈なビートが特徴です。このリミックスではその要素が踏んだんに取り入れられています。

 

Remixer:Aaron LaCrate & Samir
Aaron LaCrateとSamirはそれぞれ独立した音楽プロデューサーで、このリミックスではタッグを組んでいます。二人に共通しているのはどちらもボルチモアクラブミュージックの要素を取り入れているところ。Samirが2020年にリリースした「Samir's Theme」はその要素が顕著に現れており、ボルチモアクラブミュージックの要素がどういったものなのかというのが分かりやすく理解できるかと思います。

 

この曲の和訳はこちらから↓

dollhouse-music.hatenablog.com

 

 

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What It Feels Like for a Girl (Richard Vission Velvet Masta Edit)


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マドンナの2000年のアルバム「MUSIC」に収録されているシングルであり、元夫であるガイ・リッチーが監督したMVが放送禁止になるなどした一曲。MVに使用されたリミックスは「Fanally Enough Love」にも収録されましたが、このリチャード・ヴィジョンのリミックスも必聴。個人的にリチャード・ヴィジョンは5本指に入るくらい大好きなプロデューサーです。

 

Remixer:Richard Vission
カナダ生まれ、アメリカを拠点に80年代後半から現在まで息の長い活動を続けているプロデューサー、DJ。宇多田ヒカルの海外名義”Utada”としてリリースした「Devil Inside」や、レディー・ガガの「Just Dance」や「Bad Romance」、プッシーキャットドールズやジャスティン・ティンバーレイクなど、主にR&Bやポップスのリミックスを得意としており、リリース年と比較して古さを感じさせないサウンドが特徴です。

 

 

Give It 2 Me (Eddie Amador House Lovers Edit)


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「Give It 2 Me」はアルバム「Hard Candy」からのシングルでありファレルとマドンナの共作です。最初から最後まで非常にダンサブルであり、Sticky & Sweet Tourではフィナーレを飾り、The MDNA Tourでは「Celebration」とのマッシュアップでフィナーレを飾るなど非常に盛り上がる一曲。ここで紹介するリミックスは「Fanally Enough Love」に収録された「Eddie Amandor Club 5 Edit」のいわばハウス版と言っていいかと思います。

 

Remixer:Eddie Amador
エディ・アマドールはハウス・ミュージックのプロデューサー、DJ、リミキサーであり、2015年のFive Knivesの「The Rising」のリミックスでは、グラミー賞のリミキサー・オブ・ザ・イヤーにノミネートされたり、マドンナの「Give It 2 Me」のリミックスではBillboards Hot Dance Club Play Chartにて1位を獲得しています。

 

この曲の和訳はこちらから↓

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Ray of Light (Sasha Twilo Mix)


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詩的な歌詞が非常に美しい「Ray of Light」。数多くリミックスが展開されていますが中でもオススメなのがこの「Ray of Light (Sasha Twilo Mix)」。The Celebration Tourにて使用された「Sasha Ultra Violet Mix」のラインを汲みつつ、よりリズミカルにミックスされており11分という尺ではあるものの、非常に聞き応えのある一曲です。

 

Remixer:Sasha
Alexander Paul Coeことサーシャと言う名で知られるイギリス出身のDJ、プロデューサーであり、80年代後半から活躍するグラミー賞にもノミネート経験のある実力者です。プログレッシブハウスやトランスをEDMと掛け合わせたサウンドは時にドラマチックで感動的。唯一無二な彼のサウンドはグッと音の世界にリスナーを引き込みます。

 

この曲の和訳はこちらから↓

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Secret (Junior's Luscious Single Mix)


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アルバム「Bedtime Stories」からのリード・シングルとしてリリースされたこの曲はミッドテンポのR&Bグルーヴが心地よく、当時マドンナの新たなイメージを示しました。全米3位・全英5位を記録し、マドンナの代表曲の一つではありますが、他にヒット・シングルがありすぎて、やや埋もれてしまっているような印象も受ける曲です。

 

Remixer:Junior's Luscious
Junior's LusciousはJunior Vasquez(ジュニア・ヴァスケス)の別名義の一つであり、Junior Vasquezは非常に多くのリミックスを手掛けてきたアメリカのDJです。マドンナの超有名曲「Vogue」が生まれるきっかけにもなった”ヴォーギング”をマドンナに伝えたのは彼とも言われており、両者は大体95年頃まで良好な関係を築いていました。

しかし彼のパフォーマンスにマドンナが急遽出演できなくなった経緯もあり、96年に彼は「If Madonna Calls」と言う曲をリリース。曲にはマドンナが彼にプライベートで電話した際の「マドンナよ」「そこにいる?」「マイアミまで電話して」などの留守番電話の声がスニペットとして使用されており、これはマドンナの許可なく使用されたもの。マドンナは決してこの曲を承認せず以降不和となり、2003年に彼が「Die Another Day」のリミックスを手がけるもボツになったりと、現在までに両者の関係は途絶えたままです。

 

 

Bitch I'm Madonna -feat. Nicki Minaj (Sick Individuals Remix)


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アルバム「Rebel Heart」からの3枚目のシングルとしてリリースされた「Bitch I'm Madonna」。ニッキー・ミナージュをゲストに迎えたマドンナ流パーティー・チューンはアメリカのホット・ダンス・クラブチャートにて1位を獲得、MVはディプロ、リタ・オラ、クリス・ロック、ジョン・コルタジャレナ、マイリー・サイラス、アレクサンダー・ワン、ビヨンセケイティ・ペリーカニエ・ウェスト、マドンナの2人の息子であるロッコとデビッドもカメオ出演している豪華すぎるバージョンと、マドンナがキャップをかぶって踊りまくるリミックスバージョンと2種類リリースされました。

 

Remixer:Sick Individuals
シック・インディビジュアルズはオランダ出身のEDMデュオであり、プログレッシブ・ハウスやトラップを混ぜ合わせた非常に力強いトラックが魅力。「Bitch I'm Madonna」のEPに収録されているリミックスの中でも、MVで使用されたリミックスに引けを取らないほどに存在感を示しており、かなり聴きごたえがあります。合わせてアイコナ・ポップの「I Love It (feat. Charli XCX) [Sick Individuals Club Edit]」も必聴。

 

この曲の和訳はこちらから↓

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Bedtime Story (Orbital Mix)


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「Bedtime Story」はアルバム「Bedtime Stories」からのシングルでありビョークが手掛けているのは有名な話ですが、このアンビエントとエレクトロが融合したサウンドは、今でもあまり古さを感じさせない独特な雰囲気を纏っています。そしてかなりのリミックスが展開されましたが、その中でもプッシュしたいのがこのリミックス。The Re-Invention Tourのインタールードでも使用されたリミックスであり、原曲の雰囲気を壊さないままダンストラックへと昇華させたこのリミックスの完成度はかなり高いです。

 

Remixer:Orbital
フィル・ハートノルとポール・ハートノルの実の兄弟で結成されたエレクトロ・デュオであり、テクノやハウス、トランスを掛け合わせたサウンドは時に力強く、時にアートを体現するかのようなメロディックです。一時活動中止状態でしたが、2017年から再始動しており現在も活躍しています。

 

この曲の和訳はこちらから↓

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まとめ

いかがでしたでしょうか。ぜひ、ここで紹介したリミックスをじっくりと聴いてみて頂ければと思います。有名なリミックスに引けを取らない魅力的なリミックスはまだまだ揃っているので、随時追記していこうと思っております。

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出典

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